音楽

持っていたCDを、全てまとめて処分した

2020年夏、引っ越しました。

約5年、妻の両親との同居をしてきましたが、ようやく家族だけでの生活になりました。

今までは、両親の目があること(別に悪いことをしているわけではないですよ)と、家の造りの非効率、この2点に多大なるストレスを感じていましたが、それももうなくなりました。

特に両親とは距離が適正になったことで、思いやりの心を持てそうです。

 

さて本題です。

CDは、長らく再生していないのなら処分しても大丈夫。

引っ越しとなると、不要なものを処分するまたとない機会です。

僕もその例にもれず、色んなものを捨てたり売ったりしましたが、CDだけは最後まで躊躇していました。

 

引越し作業をしながら悩みに悩んだ末、踏ん切りをつけ、全て売却することにしました。

130枚で、約1万の査定額

売却するにあたり、ディスクユニオンさんの宅配買取を利用しました。

結果として、130枚で約1万円の査定額になったので、それでお願いしました。

予想では5〜6千円になればいいかなと思っていたので、かなり良い額を提示してもらったと思っています。

 

余談ですが、最も高額だったのは「Porcupine tree – In Absentia」で、1200円でした。

処分には躊躇した

「仮にも楽器をやっている人間が、そんなにあっさりCDを売り払って良いのだろうか」

「今までの自分の音楽史みたいなものが無くなるような気がする」

「聴かなくても、所持している事で音楽愛の証明になる」

そんな感情があって、CD売却には本当に抵抗感がありました。

中には擦り切れるくらいに聴いたアルバムもありますし、多大な影響を受けたものもありましたから、ただの「不用品」として括れないワケです。

「合理的」だけでは片付かない気持ちの問題

しかしこの数年、プレイヤーに入れて聴いた記憶はありません。

「一年使わなければその先も使うことはない」なんて言われます。

ならば、自分もこの先、CDを聴くことはないだろうという予測はできました。

使わない物を所持していても仕方がないですし、無くなればスペースが空いて家の中がスッキリします。

合理的に考えれば、所持し続ける選択肢がないのはハッキリしていました。

感情で判断せず、理論的に考えることにした

人間とは感情の生き物です。

どう考えても「A」という選択肢が合理的なのに、それを差し置いて感情で「B」という選択をし、不利益を生むことも多々あります。

 

だからこそ、ここは合理的に考えることにしました。

CDを売却したからと言って音楽愛がないワケでもないし、自分の中の音楽の歴史みたいなものが消えるなんてことはない。

時代に合わせた楽しみ方・愛し方をすればそれで良い。

こんな結論に至りました。

持っていた音源は、ほぼサブズクで聴ける

僕は普段、Spotifyを利用していて、毎月課金しています。有料会員です。

CDを売却する前に一通り音源を検索してみましたが、僕が持っていたCDはほとんどSpotifyに入っていました。

ということは、カタチは変われど、いつでも昔聴いていた音楽にアクセスできるということです。

これが売却することに対しての後押しにもなりました。

 

ディスクユニオンの宅配買取

売る手順は簡単でした。

まずはディスクユニオンのHPから宅配買取を申し込む

この段階で売りたいCDの引き取り希望日を入力

また、送りの箱を持っていない人は「梱包キット」の申し込みも可能

 

梱包キットを申し込んだ人には後日、運送会社さんが箱を届けに来てくれる

売りたいCDを箱に詰めて、買取申し込み用紙と身分証明書のコピーを同梱させる

予め申し込んでおいた集荷希望日に運送会社さんが集荷に来るので、渡す

 

以上

(写真を用意しておけばもっと分かりやすく説明できたのに…)

あとは査定のメールを待つだけです。

僕の場合、お盆前に申し込んだためか査定額の連絡が来るまでに10日ほどかかりました。

このように手続きは家から出なくても、すべて完結します。

持っていたCDを、全てまとめて処分した まとめ

僕はCDを売却して良かったと感じています。

 

確かに長年所持していたCDを処分するのは抵抗があります。

しかし、CDを手放したからと言って音楽愛が無いとか、そんなことはありませんし、無くなったりもしません。

自分が辿ってきた音楽の道が消えたりもしません。

 

レコードがCDになったように、今はCDがデータに変わりました。

時代に合わせて音楽もカタチを変えていきます。

 

その時代に合わせた聴き方をしていけば良いですし、音楽を楽しみたいという気持ちがあればそれで良いのではないでしょうか。

手放したからこそ、そんなふうに思えるようになりました。

 

あぶない婿殿
あぶない婿殿
ということで最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事が、読んでくださった方の参考になれば嬉しいです!

ABOUT ME
あぶない婿殿
1982年生まれ。16歳の時にドラムを始めて、今日に至る。長く続けられている理由は、ダラダラやってきたから。 ドラム教室もやってます。非同期のオンラインレッスンも受け付けていますので、お問い合わせは下記リンクやSNSのDMからどうぞお気軽に!