みなさんは今までの人生で、どれだけ直感に従っているでしょうか。
いつも自分の直感を信じて行動しているぜ!なんて人はそうそう居ない気もしますが、どうなんでしょうか。
僕は自分の直感になかなか素直になれず、後悔してきたこともあります。
それ以前に直感すら働かず、「何で思いつかなかったかなぁ〜!?」となることだってあります。
思うにこの直感に働いてもらうには、普段の情報のインプットが重要です。
他にも経験も大事な要素となります。
例えば世の中で何が起きているか。
今までの自分の経験上、○○だった。
こういった知識や経験がなければ直感が働く事も少ないでしょう。
もし何の根拠もないけれどピーンと感じたとしたら、それは直感ではなくただの思いつきかもしれません。
なぜ直感に従えないのか
さて、人は人生において選択肢Aと選択肢B(二択かもしれませんし、三択・四択、それ以上)、いずれかを選ばなければならない場面にしばしば出くわします。
そして残念なことに、もし別の選択をしていたらその後どうなったのか、を知ることはできないため、結果を比較する事ができません。
また、人間はできるだけ損をしたくない生き物と言われているので、直感が働いた直後にリスクを考えてしまうのが普通かもしれません。
いわゆる防衛本能ですね。
現状維持バイアスとも言えます。
直感はこの防衛本能とのせめぎ合いになる場合も多く。
防衛本能が勝ってしまった結果、しばらくして「やっぱり直感に従っていれば良かったなぁ」となる場合が多々あります。
行動した人だけが現状を変えられる
ホリエモンは
「バカな奴ほど成功する」とあらゆる著書で言っていますが、
言い換えれば防衛本能を無視する(できる)が成功できる一つの要素になる、ということなのでしょう。
成功と聞くと、例えば起業して良い結果を出し、大きな富を築いたりするなどのイメージがあるかもしれませんが、成功とは何も大きな事だけの話ではありません。
例えば
- 株を10万円で買って、11万円になった時に売却し、1万円の利益を得た
なんかも成功と言えます。
僕はドラムを叩きますが
- やった事のない難易度の高いフレーズに取り組んで、時間はかかったができるようになった
これもチャレンジに成功したと言えるでしょう。
ところがここで防衛本能であるブレーキが働くと
株なら
- 10万円が8万円になったら損だから、株を買う事自体をやめておこう
ドラムなら
- やった事のない難しいフレーズなんて取り組んでも、できるかどうか分からないし、そもそも自分が演奏する曲に使うことないからやらなくてもいいか
このような思考になり、行動しない選択をとります。
しかし、人生はうまくいかなかったこと、損をしたことなども含めての経験が重要です。
経験があるから直感が働くのではないでしょうか。
どちらにしても、行動したが故に結果として出ています。
不安を紙に書き出して客観視してみる
ではどうやってこのやっかいな防衛本能を外すのか。
方法はいろいろあるでしょうし、人それぞれになってくるとは思いますが、僕がとった行動を紹介します。
僕はこのブログを始める際にも防衛本能が働き、すぐには始められませんでした。
しかしある日、この防衛本能が何から生まれるのかをハッキリさせるため、思っていることを全て紙に書き出しました。
よくある手法かもしれませんね。
ブログはあまりコストがかからないとはいえ、サーバー代とドメイン代がかかります。
ただ、金額としては月にして二千円もしないくらいなので、金銭的な部分で自分にストップがかかっていたわけではなさそうです。
やはり
「誰も見てくれなかったらどうしよう」
「途中で飽きたらどうしよう」
「お金にならなかったらどうしよう」
こういったネガティブな思考に支配されたことがブログをなかなか始められない原因でした。
人間、失敗しなければ成長できないとは思いつつ、心のどこかでは失敗したくないと思っているんですね。
そこでこのネガティブな思考を紙に書いて客観視し、それぞれに対するポジティブな思考をぶつけていったのです。
ネガティブをポジティブに変換してみる
誰も見てくれなかったら → 続けてれば必ず誰かが見て何かを感じてくれるかもしれない
飽きたら → その時に考えれば良い。始める前から飽きた時のことを考えても意味がない。
お金に→ 文章を書くのが好きだからやるのであって、稼ぐのが目的ではない
一言で言えば
「何事もやってみなきゃわからんよ」
これを自分に言い聞かせました。
その結果、こうしてブログを始めることができ、自己満足ではありますがいろんな記事を書かせていただいています。
まとめ
自分の直感を信じるべきか?
なぜ一歩が踏み出せないのか?
もし迷ったり悩んだりしたら、紙に書き出して自分の考えを客観的に見てみるのも一つの手段です。
即判断しなければいけない場合には使えない方法ですが…
意外と自分にストップがかかっている理由は、大した事ではないと気づけるかもしれませんよ。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!