ドラム

たくさん練習してもできないフレーズは一旦、日を開けてみる

ハイ、最近ドラム講師業を再び始めさせていただけることになった、あぶない婿殿です!

今回は

どれだけ練習してもできないフレーズを叩けるようにするためには、どうしたら良いか

をお伝えしていきます。

 

曲を聴いていると、「あ、このフレーズかっこいい…!叩けるようになりたい!」なんて思うのは当然、誰しもが経験していると思います。

そしていざ取り組んでみると、あまりやったことのない手順足順のコンビネーションで苦戦することもしばしば。

複雑じゃないのに、意外と難しかったり、なんてこともありますね。

 

そして、ひたすら練習しているのに、一向にできるようになる気配がない…。

そんな時はどうしたら良いか。

たくさん練習したら、一度、日にちを置いて再び取り組む

結論としては

一旦そのフレーズの練習をやめて、後日に再び取り組んでみる

です。

 

それでは詳しいやり方を解説していきます。

練習のやり方:まずは時間をかけて練習する

まず、通常通りやりたいフレーズに取り掛かります。

最初は必ずゆっくりからはじめて、手順足順をよく確認しながらやります。

特に、自分の慣れ親しんだ手足のコンビネーションではない場合、身体はまったく思うように動いてくれませんから、焦らずに取り組みましょう。

 

ある程度やっていると、そのフレーズの自分にとってのポイントとなる部分が見えてきたりすると思います。

そういったところをクリアしていけるように、さらに繰り返し繰り返し行い、練習しまくっていきます。

 

「たくさん練習」と書きましたが、コレは個人差もありますし、フレーズによっても「2拍分」なのか「1小節分」なのか、などの”長さ”にも差がありますので、具体的に「○時間やると良い」とは示せません。

しかし、練習してもなかなかできないということは、一回の練習につき1時間とか、それ以上の時間を費やしているはずです。

 

どれだけ練習してもできなかったら、一度、取り組むのをやめてみる

とにかく練習してみたけれど、一向にできる気配がない。

もう嫌だ。楽しくない。

ここまできたら、一度そのフレーズの練習をやめます。

できない事を続けると気持ち的にも沈んで、最悪心が折れてしまいますから、一旦ストップです。

それ以降はそのやりたいフレーズのことは置いておき、別のことに取り組みましょう。

沈んだ気分を戻すために、得意なことをやってみたり、いっそのこと練習はやめて音楽ではない全く別の何かをやってみたりしてください。

 

僕なら、そうですねえ…

とりあえずコーヒーを淹れて一息入れますかね。

いや、最近は豆で淹れるコーヒーにハマっちゃってまして。

色々と飲み比べてみたんですが、やっぱアフリカ系よりも中南米系の豆が好きなんですよ。

ブラジルは当然として、コスタリカ、コロンビアなんかも…

 

…というくらい練習のことは忘れましょう。

 

その後は本を読んだり天気がよければ外に出てちょっと散歩をしてみたりして気分転換をします。

あとはFANZAなんでもありません。

しばらくその「できないフレーズ」は練習しない

できなかった事が悔しくて、翌日にまた練習したくなるかもしれません。

ですがそこはグッと堪えて、できないフレーズの練習はしないでください。

ひとまず数日間は忘れるようにしましょう。

どれくらい間を置けば良いかは、これまた人それぞれですが、1日2日では短いですし、1ヶ月では長すぎると思います。

とりあえず5日〜1週間くらいは「できないフレーズ」を放置してください。

ある程度時間が経ったら、また挑戦

見出しの通り、ある程度時間がすぎたら再び「できないフレーズ」に挑戦してみてください。

 

すると、できるようになった!!

…とはなりませんが、以前に練習したよりも多少スムーズになっているはずです。

僕の経験では、練習しまくっていた時と大して変わらない、なんてことはありません。

 

なので、時間を置いてもさして上達していないとしたら、練習量が足りていなかった、ということです。

 

なぜ時間を開けることでできるようになるのか、は分かりませんが。

なぜたくさん練習したのちに時間を開けるとできるようになるのか。

その理由は正直わかりません。

ただ、あくまでも個人的な見解ですが、おそらく脳がインプットされた身体動作の情報を整理するからなのではないか…と思っています。

脳科学的な根拠がありそうな気もします。

たくさん練習してもできないフレーズは一旦、日を開けてみる まとめ

どうしてもできないフレーズをできるようにするためのポイントをまとめます。

  1. とにかくひたすら練習する
  2. 心が折れる前にその練習をやめる
  3. できないフレーズのことは忘れて、放置
  4. 数日間、その練習には取り組まない
  5. 再びできないフレーズに挑戦してみる
  6. できなければまた①に戻る

楽器の上達には、どうしても時間がかかります。

お手軽にできるようになる方法など残念ながらありませんので、地道に練習に取り組むしかないんですね。

ただ、闇雲に時間をかけても仕方がないので、”効率的”に時間をかけて練習できれば良いワケです。

できない事に行き詰まっている人は、一つの手段としてここまで紹介した方法を試しに取り入れてみてください。

 

という事でここまでご覧いただきましてありがとうございました!

ABOUT ME
あぶない婿殿
1982年生まれ。16歳の時にドラムを始めて、今日に至る。長く続けられている理由は、ダラダラやってきたから。 ドラム教室もやってます。非同期のオンラインレッスンも受け付けていますので、お問い合わせは下記リンクやSNSのDMからどうぞお気軽に!