今回はDW-9000(ツインペダルはDW-9002)のレビューです!
DWは、国内メーカーの商品と比べると高価なこともあり、憧れている方も多いブランドです。
皆さんはいかがでしょう?
やっぱり憧れってありませんか?
高価であり、かつ、海外ブランドの機材を持つことで優越感に浸るその姿。
「やっぱドラムの機材は本場アメリカのメーカーのものに限るよね」などとほざき、国内メーカーを蔑むこと…。
人それを「海外かぶれ」と言う…!
お前たちに名乗る名前はない僕もその一人です。

元ネタを知らない人にとっては、何を言っているのかわからない口上をかましてみましたが、なんにしてもDWやSONORは憧れます。
憧れた結果、ドラムセットは中古ですがSONORのFORCE3007を勢いで買いましたし、ペダルはツインペダルのDW-9002を購入しました。
料理は値段が高ければ美味しい、みたいな「浅はか」さが漏れ出た買い方です。
そもそもなんで高いかって言うと、関税だったり海外からの輸送費だったりと、本国で買うよりもコストがかさみますし、
日本の代理店だって利益を乗せなきゃそもそも輸入することさえできなくなっちゃいます。
そんな海外メーカーかぶれの僕が、本日はDW-9000を使ってみての感想をお伝えしていきます。
まあ僕の足には合わず、とうの昔に売ってしまったので、すでに手元(足元)には無いんですが。
それでも使い心地は強烈に覚えていますので、参考にしていただけるはずです。参考にしてください。
Contents
究極の軽い踏み心地!
DW-9000は、当たり前ですが値段がただ高いだけではありません。
最大の特徴は、その軽やかでスムーズな踏み心地にあると言えます。
フットボードに足を乗せ、クッと踏み込むと、まるで足と一体化したかのようなスムーズな駆動。
これ本当にチェーンドライブ?と思うくらいスルスルと滑らかに、無駄なく動いてくれます。
これほどまでに抵抗感が少なくスムーズに動くペダルは他メーカーを見てもそうそうありません!
音量
音量に関してです。
DW-9000ADは、音量が小さめです。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ドラムのキックペダルというのは機種によって音色・音量が違います。
僕はこのDW-9000ADを買うまで、ペダルによって音量に差がある事を知りませんでした。
音量が小さいため
- バスドラの音量だけやたらと大きく、ドラム全体で叩いた時の音量バランスが悪い
- 小さいハコで演奏することが多く、小音量での演奏が求められる
という方にオススメです。
反対に、メタルやラウド系のバンドをやっていて、大音量を求める方には物足りないペダルかもしれません。
カスタマイズ
DW-9000ADは、カムを3段階に調整可能です。

真円・偏芯を付属の専用チューニングキーで変更できるため、踏み心地を変えることができます。
チェーンが出っ張っていない状態の「真円」にすれば、癖のない素直な踏み心地に。
動作が一定なため、音が揃ってくれやすいという特徴があります。
チェーンが出っ張った状態の偏芯にすると、踏み心地に癖がでます。
真円よりもコントロールが難しくなりますが、モノにできれば音色のコントロールがしやすくなり、表現力に幅が出ます。
まとめ
- 踏み心地が非常に軽い
- 音量は小さい
- プレイヤーの好みに応じたカスタムができる
この3点が特徴です。
そのため
- とにかくフットワークを追求して細かい演奏力を身に付けたい
- 小さい音量での演奏が中心
- バスドラムの音だけやたらと大きいので、手とのバランスを取りたい
こういった方にオススメです。
もちろん、
「憧れのドラマーが使っているから自分も使いたい!」
も、立派に購入の動機となりますね!
国内外のプロドラマーにも愛用者が多いため、信頼性はもはや言うまでもありません。
究極の軽い踏み心地のペダルを求めるなら、DW-9000,DW-9002がオススメですよ!
まあ僕はPearlのP-2002Cを愛用中ですが。