我が家にはスペースが小さいながらも楽器部屋があります。
どうです!うらやましいでしょう!
「奥さん、よくOK出しましたね」なんて言われますが、その昔から僕はドラムにかける想いを伝えてきましたし、理解してもらう努力はしてきましたからね。
妻を説得するのは、一朝一夕では行かないのです。
で、その楽器部屋の壁には吸音材を貼り、さらに防音カーテンで厳重な騒音対策を施しました。
これで完璧だろ!と、張り切って生ドラムを設置。
しかし結局は隣の家に住む義両親から苦情が来て断念せざるを得なくなりました。
音漏れの原因は通気口だったのですが。
一体なんのための部屋だ…
しかし諦めるわけにはいきません。
そこで思いついたのが
「電子ドラムに生シンバルを組み合わせたハイブリッドセット」
です。
Contents
電子ドラムに生シンバルをセットするのもアリ。
ということで電子ドラム+生シンバルのセットがコチラ。

どうです!?見た目にもそんなに違和感はないと思うのですが!
この組み合わせがですね、結構良いんですよ。
結論としては成功です。
もちろんタイコ類は電子ですから、どうしても「生ドラムだからこそ」の練習成果は得られません。
ただ、
- リズムやフィルのパターンの手順を練習
- youtubeに叩いてみた動画をアップする
などの目的には十分に対応・活躍してくれます。
ハイブリッドセットを組むに当たって、他に必要な機材がいくつかある

このセッティングを運用するにあたり、必要なものがあります。
それはマイクとミキサーorオーディオインターフェイスです。
タイコ類は電子ドラムですから、当然、音を鳴らす物が必要です。
オール電子ドラムなら音源にブスッとヘッドホンを挿せば万事OKなのですが、生シンバルを組み合わせる以上、シンバルの音を拾わなければなりません。
オール電子ドラムと同じようにヘッドホンを音源に直挿しにしただけだと、シンバルの音はヘッドホンから聴こえませんからね。当たり前ですが。
そこでシンバルの音を拾うためのマイクです。
僕は左右に一本ずつ立てています。
具体的な接続例
そのマイクは、ミキサーもしくはオーディオインターフェイスのインプットへ。
同じく電子ドラムの音源もステレオ出力でミキサーもしくはオーディオインターフェイスに接続。
最後にヘッドホンをミキサーorインターフェイスと繋ぎ、各音量のバランスをとって完成です!

よって、ミキサーorインターフェイスは、4inの物を選ばないといけません。
僕はスタインバーグのUR44Cを使っています。
ミキサーを選ぶなら、ヤマハのMG06がオススメです。
電子ドラムのシンバルが苦手なので生シンバルを組み合わせることにした

そもそもオール電子ドラムではダメなのか。
ダメなんです!
電子ドラムは良くも悪くも、どうやって叩いても一定の音しか出ません。
それがどんなに上位機種の音源であっても、です。
それゆえに僕は電子ドラムのシンバルサウンド、特にハイハットの表現力が苦手なため、せめてシンバルは生を使ってやろう!と思ったのです。
シンバルの遮音はできていた

ハイブリッドセットを組む前は生ドラムをセットしていました。
防音処理を施したあとに、家の外で出音を確認してもらったのですが、
やはり聴こえてくるのはスネアとバスドラム。
低音であればあるほど、音漏れを防ぐのは難しい。
しかし高音のシンバルはほとんど聞こえてこないとのこと。
ならば、少しでも抵抗してやる!と言わんばかりにシンバルは生で行こうと決めたのです。
電子ドラムに生シンバルを組み合わせて使ってみたよ!【成功】 まとめ
電子ドラム+生シンバルのハイブリッドセットを組むに当たって、必要になる機材は以下の通りです。
- マイク
- インプットが4つあるミキサーorインターフェイス
サウンド面はよほど高度な要求をしなければ十分に使えるレベルです。
まあ、こんなセッティングにする人はなかなかいないと思いますが…
同じような構想を練っている方の参考になれば幸いです!