体験談

よく理解できない保険に入って、損をしたお話。

この一年で保険を解約しまくったあぶない婿殿です。

みなさんは、どれくらい保険に入っていますか?

そのうち、全ての保険の内容を、大まかでも良いので把握できていますか?

最大で8つも契約していた僕が保険に関して感じたことは、タイトルの通り「内容がよく理解できない保険には入らない方がいい!」というものです。

 

少しでも良いので知識をつければ、不要な保険に入らずにすみ、お金も手元に残せる

以前、僕はフィナンシャルプランナーにすすめられるがまま保険に入り、上記の通り一時期は8つも契約していました。

生命保険、医療保険、学資保険etc…。

まさに保険貧乏!

保険の支払いが多かったばかりに、ある程度の節約をしなければならない状態でした。

いくら将来のため・いざという時のためとはいえ、そこまで「今」を犠牲にする必要があるのだろうか。

今を犠牲にすれば、本当に将来の安心が得られるのだろうか。

そんなふうにも思った次第です。

 

よく理解できない保険に入って、結果的に50万も損をした

僕が契約している保険の中で特に負担が大きかったのが変額保険です。

支払いはなんと毎月25000円。

それを約5年掛け続けました。

支払った総額は150万円!

なかなかの額です。

 

そして支払った金額が150万に達したと同じタイミングで、車の残りのローン約120万円を一括で払ってしまおうという話が妻との間で出ました。(理由は割愛)

 

一括で支払うのは良いが、そのお金をどうやって調達するか。

話し合った末、変額保険を解約して戻ってきたお金を充てよう、という事にしました。

 

そして解約するにあたって、額も額なので色々と契約内容などを読み返してみたのですが

ここで自分の失敗に気がついたのです。

「詳しい仕組みがよくわからねえ!」

 

分かっていたのはただ一つ。

10年かけ続けたら、支払った額よりも増える

これしか分かってないのに契約してたとか、かなり思考停止野郎ですね。

「増える」ことにしか意識が向かないとか、フィナンシャルプランナーからしたらカモなんでしょう。多分。

 

で、いざ解約すると、戻ってきたのはなんと99万。

およそ50万の損。

これは痛い。

痛いなんてもんじゃないですよ…。

 

なぜ50万円も減って戻ってきたのか

なぜなのか。

まず、満期は10年。

満期前に解約すると、お金は支払った額以下になって戻ってきます。

この点は契約時に説明を受けていましたから、理解していました。

 

加えて、解約時には「解約控除」というものが発生するため、さらに戻ってくる金額が減ります。違約金みたいなものですね。

ここであまり細かい説明をすると、話がゴチャゴチャになってワケがわからなくなるので割愛しますが

ただでさえ支払った額よりも少ない状態からさらに解約控除をされて、お金が戻ってくるという仕組みでした。

 

そのため僕の場合は

・解約するまでに支払った金額は150万

・返戻金は99万

となったのです。

悲しい

 

5年先のことなど誰にもわからない

契約時には解約の可能性がゼロだと思っていました。

そのため、解約する時にお金がどれくらい減って戻ってくるのか、を考えなかったのです。

 

なぜ解約の可能性がゼロだと思ったのか。

あんまり深い理由はありません。

契約時には、「25000円の支払いが増えても、家計としてはまだ大丈夫だし、満期まで払い続けられるだろう」くらいにしか思わなかったからです。

考えが雑!

思考が浅かったなと、反省です。

勉強代に50万はちょっと高いですけどね…

結局将来のことは誰にも分からんよ、という事です。

 

僕が契約したこの変額保険は、投資信託と同じことだった

契約時点で投資信託の存在を知っていれば、損を回避できたかもしれません。

僕が契約していたこの変額保険は、国内外の株式や債権などへの投資を代わりにやってもらうという仕組みだったようです。

これはまさに「投資信託」です。

(これまた細かい話はここではやめておきます)

 

投資信託なら保険会社をわざわざ通さなくても、自分でできます。

事実、僕はSBIで口座を開いて、自分で銘柄を選んで投資信託をしています。

選び方・買い方もカンタンです。

それまで投資の経験がなかった僕でも運用できています。

 

しかも、ちょっと調べれば情報はたくさん出てきて、選び方やオススメの銘柄などがすぐにわかります。

特にオススメの銘柄なんかはどのサイトを見てもほぼ同じものが紹介されていますから、選べなくて困るといったこともありません。

(自分で色々見比べても、結局は色々な人がオススメしている銘柄にたどりつきます。)

投資信託のほうが変額保険よりもわかりやすいと僕は思います。

 

事前に勉強しておくことは大切だが、完璧に理解するのを待つと何もできなくなる

何かを始めるのに、100%理解してから始めようとするのもまた悪手です。

そんな事をしていたらいつまで経っても動けない。

ですが、理解度20%の低いくらいで動き出すと、場合によっては痛い目を見ることもあります。

 

保険に入るな、とは言いません。

しかし

よく分からないけど入った方が安心できそう・お金が増えて戻ってきそう

この程度の感覚で契約してしまうと、僕のように大きな損をする可能性が高いのかもしれませんね。

まとめ

変額保険に入るよりも、ネット銀行で口座を開いて投資信託をはじめることをオススメします。

自分で自分のお金を動かすワケですから、知識がつきますし、投資経験を積むことができます。

もちろん元本が減るリスクもあるのですが、投資に対する知識や経験が増えれば、大切な財産を増やせる可能性が高まると僕は思っていますよ。

 

 

ということで、最後までご覧いただきありがとうございました!

ABOUT ME
あぶない婿殿
1982年生まれ。16歳の時にドラムを始めて、今日に至る。長く続けられている理由は、ダラダラやってきたから。 ドラム教室もやってます。非同期のオンラインレッスンも受け付けていますので、お問い合わせは下記リンクやSNSのDMからどうぞお気軽に!