先日、レッスン中に気づいたことがあります。
それがタイトルの通り
一緒に叩いてあげるとできるようになる人もいる
です。
提示したお題が、あとちょっとなんだけど、なかなかできるようにならない…!
お手本も見せているし、言葉でも伝えている。
見守っているけれど、あと一歩が遠い…!
そんな時は、生徒さんと一緒に叩いてみてはどうでしょうか!
生徒さんによっては、かなり効果的な方法になります。
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毎回あと少しのところでタイムアップになってしまうことがキッカケで色々と方法を考えた
僕がドラム講師に復帰して、一番最初に入会してくれた生徒さん。
その生徒さんですが、今のところ毎回のレッスンで提示する課題は、大体いつもあと少しのところまでできるようになってくれます。
僕はどうにかレッスン内に「できた!」を感じて欲しいなと思っているのですが、
「あとちょっと…!」というところで大体時間切れに。
生徒さんも少し悔しそうな表情で帰っていく時もあります。
さてさてどうしたものかな…と悩んで、時には叩いて見せたり説明してみたり、間違えやすいところで合図を出したりと、いくつかアイデアを実行してみました。
中でも合図を出すのは割とうまく伝わるほうなのですが、合図を出さないと間違えてしまうのです。
それでも、どうにかフレーズの感覚を掴んで叩けるようになってもらうにはどうしたら良いか考え、そして思いつきました。
「もう一緒にずっと叩き続けてしまえ!」
これがうまくいきました。
一緒に叩くことで生徒さんが心理的にやりやすくなったのかもしれない

僕に見られているプレッシャーが軽減されるのか
僕の音に合わせることで安心して叩けるのか
僕の音が鳴っていることでタイミングを取りやすいのか
実際のところどうなのかは分かりませんが、一緒に叩くことを取り入れたレッスンでは
生徒さんが時間内にお題を(ひとまず)叩けるようになってくれたのです。
一緒に叩くことでできるようになる人もいるのか!と気づいた瞬間であったのと同時に、生徒さんもなんだかいつもよりも楽しそうでした。
もちろんできるようになった喜びもあるのでしょうが、間違えていても笑顔を多く見せてくれていたのです。
「一緒に叩く」が合わない人もいる
この「一緒に叩く」が効果的な人もいれば、効果的ではない人もいます。
そこは試してみて見極める必要があります。
まあ言うまでもないか…。
ドラムのレッスンでは、一緒に叩いてあげるとできるようになる人もいる まとめ
お手本を見せつつ聞かせつつ、一緒に叩いてもらうのは、生徒さんによっては効果的な方法の一つです。
なかなかできるようにならない生徒さんに対して、何かできる方法はないかと頭を悩ませている人は、一度試してみてください!