体験談

30代後半、妻と子供3人の家庭を持つ男が無職になった原因 【内面の問題編】

201911月現在、僕は妻と3人の子供を抱えて無職となってしまいました。

まあ、とりあえずバイトしながら就活するしかないかなというところです。

 

前回の記事では

”転職活動のやり方や自分の棚卸しが甘かったため、職場選びを間違えたこと”

にフォーカスを当てましたが、今回は自分の内面の問題について思うことを書いていきます。

 

気がつけば謙虚さは低下し、人ととの繋がりがほぼ無くなっていた

さて、自分史上どん底になってしまったのですが、なぜこんな事になってしまったのか。

それは自分の内面が、悪い方向に向かってしまっていたからだと思っています。

そして悪い方向を向いた内面がそのまんま行動に出てしまい、無職という結果をもたらしたのかもしれません。

何がどう悪かったのか。

以下は、自分が強く感じたことです。

 

謙虚さの低下

30代中盤にして、謎の「俺は仕事できる」感に取り憑かれていました。

もっとこうやってやれば良いのに

その考え方は浅いんじゃないの?

それじゃ説得力ないよね

他人に対して、心のどこかでこんな事を言っていたような気がします。

自分に大した実績もないのに、です。(あってもダメですが)

 

20代ならまだしも、30代後半でこれは痛いですよ…。

 

なぜそんな思考になったかというと、「ニュースに対してのコメントの閲覧、書き込みができるとあるアプリ」がキッカケです。

そこには大企業の役員や社長、起業家、経営者から公務員、一般社員の方々など、あらゆる人のコメントがズラリと並びます。

ニュースに対する視点の持ち方や、捉え方など、大変勉強になるのですが、いかんせん「強い言葉」が多い。

そういったコメントを見ているうちに自分も同じ気になっていたようです。

 

これをキッカケに、他人に対する思いやりや理解しようとする気持ちが低くなっていたように思います。

 

「お金さえあれば」の破滅的思考に

お金は求めるほどに逃げていく

という記事を書きましたが、ここにある通りです。

収入が減れば、使えるお金も減ります。

これによって無意識のうちに「できるだけ使わないようにする」思考に陥っていました。

 

さらには人との繋がりにお金を使わないため、どんどん世界が狭まります。

欲しいものを我慢してしまい、自分に制約をしてしまいます。

 

すると、他人の意見や価値観などが入ってこなくなります。

そしてますます自分の世界が狭くなり

悪循環ですねー。

 

いつの間にか「お金さえあれば」という破滅的な思考に傾いていたのです。

自分のためにすらお金を使わなくなったことで、ますますお金が入ってこなくなり、おそらく心がすり減っていたと思われます。

 

お金は使わなければ入ってきませんし、水と同じで一つのところに留まり続けると淀んでいくと言われています。

身をもって学びました。

 

解決策

謙虚さを忘れて傲慢になり、お金も使わないことで人との繋がりも減りました。

しかし、気が付いたのならばさすがにそれで終わらせるわけにはいかないでしょう!

 

ここから人生を好転させるには、反省したことを行動に変えていく以外にはありません。

 

謙虚さの低下に対する解決策

まず例のアプリで、ニュースを見てもコメントは見ないようにしています。

そして、他人の意見を受け止めるようこころがけます。

もちろん自分の意見は大切にしながらも、

「そういう考え方もあるんだな」と思うようにします。

自分とは異なる意見も、自分の意見に取り入れることはできないか考えることも重要です。

ポイントは「受け止める」のであり、なんでもかんでも「受け入れ」て、自分の意見を変えるのではありません。

 

お金の解決策

まず、自分が必要だと思ったものを買う時、そして人と繋がることにはお金を使います。

ここで気をつけるべきは、

どんなに素敵な物を買ったとしても、知人友人とどんなに楽しい時を過ごしたとしても、

お金を支払う時に「あーあ、お金が減る」と思わないようにすることだと思います。

むしろ、「お金を支払ったからこれだけ幸せな気持ちになれるんだ」と考え、感謝しながらお金を使うようにします。

 

この辺りの思考法、本田さん「一瞬で人生を変えるお金の秘密」を読むのが非常に参考になりますのでオススメです。

 

もちろん、何でもかんでも身の丈を超えてお金を使うわけではありません。

本当に必要だと思えるモノやコトにだけ使います。

無駄遣いをするのとはワケが違いますので、そこは勘違いしてはいけないポイントですね。

 

実体験として、無職になって2日後、妻の提案で近場の温泉施設に息子と二人で行ってきました。

入館料も安いですし、館内にあるカフェも別に高級な場所ではありませんでしたが

「こうやって正しくお金を使うから、子供との幸せな時間が過ごせるんだ。」と感じることができました。

たまらなく幸せで、泣きそうになっちゃいましたね。

もちろん、お金を支払う時に喜びも感じることができました。

 

感謝の気持ちを持つ

そしてもう一つ。

謙虚さを忘れてお金も使わないと、感謝の気持ちも減るのではないかと思います。

感謝できないと「足るを知る」ことはできず、欠乏感に支配されることになりそうですから、今ある物や周りの人への感謝を忘れてはいけません。

 

それに、僕が自分史上で最低の状況になってしまいましたが、だからこそこうして色々なことに気づけたのかなと思っています。

 

まとめ

謙虚さを忘れないため、人の意見には耳を傾ける

お金は正しく使う

感謝の気持ちをもつ

あとは、何にせよ次の仕事を見つけることです。

厳しい状況ではありますが、根拠はなくても自分に自信を持って進んでいきます。

めちゃくちゃシンドイけど。

 

この記事が同じような境遇の人にとって、何か参考になれば嬉しい限りです。

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

ABOUT ME
あぶない婿殿
1982年生まれ。16歳の時にドラムを始めて、今日に至る。長く続けられている理由は、ダラダラやってきたから。 ドラム教室もやってます。非同期のオンラインレッスンも受け付けていますので、お問い合わせは下記リンクやSNSのDMからどうぞお気軽に!