思考法

「覚悟」とはどういうことか。その意味と考えかた。

覚悟とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開く事だッ!

…の話ではなく。

今回は、覚悟という言葉に対する僕なりの解釈を語っていきます。

 

覚悟の意味は、逃げ道をつくらないことだと思った

今まで勤務してきた、それぞれの会社の上司から「覚悟はいいか?」といったような言葉を僕はたびたび投げかけられてきました。

それは今の会社も例外ではありませんでした。

 

覚悟…。

僕は「覚悟」と言われても、いつもピンときません。

上司も意味を理解して言ってるのかなと疑問に思う事もしばしば。(ひねくれている)

 

ある時、どうしても気になったので調べてみました。

かくご
【覚悟】

  1. 悪い事態(に多大の努力がいるの)を予測して心の準備をすること。
    「―はよいか」
  2. 仏語 迷いを捨て去り道理を悟ること
  3.  きたるべきつらい事態を避けられないものとして、あきらめること。観念すること。「もうこれまでだ、と覚悟する」

 

 

仕事上の意味としては2の方が合ってそうですが

 

「覚悟はできているか?」とは、

「どんなに大変な事、苦労する事が待ち受けてるかもしれないが、それでもやれるか?取り組めるか?」

こういう質問に変換できるかもしれませんね。

 

そしてさらに調べてみました。

他の選択肢を捨て、自分の決めた道を進む心構え

「他の選択肢を捨て」がポイントですね。

 

「自分が選びたいのはAだけど、Bもなんだか良さそう

これは迷いが生じてる状態ですね。

 

たしかにこの迷ったままの心構えでは、できるものもできなくなりそうに見えてしまいます。

もしAかB、どちらか一方の選択肢しか取れないのであれば、もう一つの選択肢を捨て、自分の選んだことに集中し力を尽くそうとする。

 

「逃げ道をつくらないこと=覚悟を決める」ことなのかもしれません。

できるかどうか、ではなく、やる!と決める

例えば

「ドラムの演奏を仕事にする!」

と決めたのに

「安定が欲しいから会社員でいたい…」

 

これではどっち付かずの心構えになり、どちらも上手く行かなさそうです。

 

ならばいっそのこと

「会社員でありつつ、ドラムの仕事もとる!」

くらいの心構えのほうが “覚悟ができている” と言えるのではないでしょうか。

 

 

ここで大事なのは「できるかどうか」ではありません。

「やろうとする」かどうかです。

 

会社に勤めながらドラムの仕事をとってくる。

これは活動の幅は限定されるかもしれないが、きっとできる。

そのためにはどうやったら実現できるか、どういう行動をとればその目標に辿り着けそうか。

 

覚悟ができると、目標達成までの道筋も考えられるようになり、行動できるようになるのかもしれません。

 

やりたいこと成し遂げたいことがあるのなら、自分を今よりも進歩させること。

これが「できるかできないか」を基準に考えるとあら不思議。

できない理由がとめどなく溢れ出てきます。

 

なぜなら、できるかできないかを基準にすると、「今の自分ができるかどうか」で考えてしまうからです。

やったことがないものに挑戦するには、今の自分を向上させる必要があるはずなのに、です。

 

対して、「やる!」と覚悟を決めたのなら、

「できるようになるためには、今の自分に何をプラス(もしくはマイナス)すれば良いのか」

と、自分を進歩させることに思考が向けられるようになります。

 

「覚悟」という言葉がしっくりこないなら、別の言葉に言い換えよう!

やる!と決めるには覚悟が必要です。

しかし「覚悟」という言葉が、なんだかカッコつけすぎてるように聞こえてしっくりこない。

それならば、言葉を変換して考えてみましょう。

言い換えの例

心構えをする

迷わない

逃げない

などなど、色々と言い換えられますね。

 

自分がしっくりくる言葉ならば、腹落ちするはずです。

納得できれば行動もできます。

 

失敗すること、恥をかくことを恐れず生きたい

つきつめると、覚悟ができないと悩んでいる人は、失敗したくない・恥をかきたくない

と心の深くで思っているのかもしれません。

多分、僕もそうなんだと思います。

 

でも、失敗したり恥をかかずに生きられる人は一人も居ません。

失敗したり、恥をかくからこそ目標に近づくことができ、そして目標を達成できるのではないでしょうか。

 

覚悟とは、

「失敗して恥をかく自分」を受け入れる心構えをすること

とも言えそうですね。

 

失敗している人の方がすごいし、最終的には成功しているはず。

ここからは完全なる僕の予想ですが。

おそらく、世の中で成功者と言われる人の多くはたくさん失敗したり恥をかいたりしている人はずですから、他人の失敗や恥にも寛大なのではないでしょうか。

なぜなら、自分もその道を通ってきたし、その道を通れる人は勇気があるとわかっているからです。

失敗すること、恥をかくことの苦しみを知っているからです。

 

失敗や恥を責める人からは、何の学びも得られません。

ですからそういう人の言葉は無視してOKです。

人の苦労がわからない人は、何も成し遂げていないはずですから。

 

おわりに

何者でもない僕が偉そうなことを散々のべてきましたが、ここまでご覧いただき、ありがとうございました!

この記事が、覚悟の意味がよくわからない・覚悟が決められない、と悩む皆さんの解決のキッカケになれば、本当に嬉しいです。

僕も覚悟を決めて目標に向かって進んでいます。

共に頑張りましょう!

ABOUT ME
あぶない婿殿
1982年生まれ。16歳の時にドラムを始めて、今日に至る。長く続けられている理由は、ダラダラやってきたから。 ドラム教室もやってます。非同期のオンラインレッスンも受け付けていますので、お問い合わせは下記リンクやSNSのDMからどうぞお気軽に!