クリスマスがせまったある日のこと。
妻にクリスマスプレゼントに何か欲しいものはあるのか尋ねたところ「靴下が欲しい!」とリクエストがありました。
うちは子供が生まれてからも、妻にも毎年クリスマスプレゼントを買っています。
(僕も毎年もらっています。)
何と言っても僕は愛妻家で、巷では「歩く愛妻家」「服を着た愛妻家」の二つ名で通ってますからね。
そりゃ愛妻家でも歩くし服も着るだろ。服を着てなかったら「だいぶ特殊なご趣味をお持ちですね」と声をかけてもらえることさえ無い危ないヤツだろ、なんてツッコミはさておき。
プレゼントに靴下を買うのであれば、「靴下屋」だなと思い車を走らせ店舗へ。
何せ買いに行くのをすっかり忘れていて、妻から「私のところに届いてないんですけど!」と冗談まじりに催促されたもんですから、買ったその日に渡せるようにしたかったんですね。
なので実店舗で買おうと思った次第です。
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実物を確認してから買いたかったので、実店舗で買おうと試みた
で、入店したものの、あまりの居心地の悪さに即退店。
いや、何でしょうね。
「靴下屋」にはレディースだけじゃなくてメンズもあるので、お店に入ること自体はなんてことないんですが、レディースコーナーを見ている時の場違い感というか、緊迫感というか。
女性ものを一人で探すのは、僕には非常に心理的ハードルが高く、非常に気恥ずかしかったですね。
クワトロ大尉なら「何だ、このプレッシャーは…!?」とでも言い出しかねない心理状態です。プレッシャーでモニターも死ぬ。
男性の自分が女性モノを見てるって、なんだか不穏なんですよね…
人の目を気にしなくて良いし気にする必要はない。それは分かっているけれども。
他人からどう見られようが気にする必要などないのも分かっています。
また自分が第三者だったとして、男性が女性ものを探しているのを目撃しても「ああ、奥さんとか彼女とかへのプレゼントを探してるのかな」くらいにしか思いません。
なので、自分が気にしすぎているのも重々承知しているのですが…
プレゼントを選ぶ時は店員さんに接客して欲しい

プレゼントを選びたいが、一人では心細い。
なのにそういう時に限って店員さんが空いていない。
一人はレジ対応。
もう一人は接客中。
みんなふさがっている。
なぜ神はこのような試練を与えるのか。
声をかけてもらえれば安心して選べるのに…。
都合良くはいきませんね。
レディースメインのリアル店舗は男性のプレゼント需要を掴めるといいのでは。
よって、そそくさと退店した僕は、結局ネットショップで選ぶことにしました。
ウェブが発達したことで、男性も気兼ねなくレディースアイテムを買うことができるようになったのは本当に助かります。
反対に考えると、実店舗は意外と男性のプレゼント需要を取りこぼしているように思います。
なので
- 僕のようにプレゼントを探しているけどレディースショップに入りあぐねている人
- 怖気付いて入れない人
- 入ったは良いものの、いたたまれなくなってすぐに退店してしまう人
の需要を取れるような工夫をするといいんじゃないでしょうか。
今回の靴下屋さんだって、僕が実店舗で買っていればそのお店の売り上げがプラスになっていたわけです。
単価はたいして高くありませんが、平日で客数が1客でも稼げるのはありがたい話し。
特に地方の店舗ならばなおさらだと思います。
僕も販売をやっていた時は、平日に売り上げが一件でも多くなるのはありがたかったですからね。
まとめ
奥さんや彼女へのプレゼントを買いたいけど、レディースショップに入るのは物凄く抵抗がある…
そんな人にとっての対策は、
「気にしない」
「誰も自分のことなど気にしていない」
「仮に気にされたとしても、数分後には忘れられてる」
と認識することだと思います。
とはいえ、僕はあのプレシャーに耐えられそうにないので、今後も妻へのプレゼントを買うときはウェブショップを利用するでしょう。