世の中には良い演奏をするミュージシャンがたくさんいます。
その中には、もっと注目されても良い人・まだまだ活躍しきれていない人もきっとたくさんいるでしょう。
そういう人達を見ていて一つ思うのは
「作曲なども含む、楽器の演奏(練習)だけやっていれば良いわけではない」
ということです。
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楽器演奏力以外の武器も複数持つと有利になれると思う
幽遊白書やHUNTER×HUNTERの作者である冨樫義弘さんが昔コメントしたことに以下のものがあります。
「漫画家になりたいなら絵を描いている暇なんてないはずです」
これは楽器演奏者にも置き換えられるのではないでしょうか。
マンガは、絵が上手い=面白い
ではありません。
いくら絵がキレイで書き込みが細かくても、ストーリーがまったく面白くなければ読んでもらえないでしょう。
マンガ家には画力だけではなく、ストーリーをつくる力を必要とされるようです。
むしろ画力よりもストーリー作成力かもしれません。
スポーツではどうでしょう。
野球で例えるなら
いくらホームランやヒットを量産できても、守備がまるでダメでは活躍できなさそうに思います。
これらの例を踏まえて、ミュージシャンに置き換えてみると
「アーティスト(ミュージシャン)になりたいのなら楽器を弾いている暇なんてないはずです」
と言えそうです。
ドラムがめちゃくちゃ上手い。どんな難解なフレーズも叩けちゃう。
でも、それだけで活躍している人ってどれくらいいるのでしょうか。(活躍の定義にもよりますが)
おそらく本当にごく一部ではないかと思います。
有名アーティストも何かしらのスキルを持っていたりする。ただ注目される機会が少ないだけ。

例えば、この記事。
https://r25.jp/article/724204174914070280?utm_medium=rss&utm_source=normal
GLAYのTAKUROさんのインタビューです。
これを読むと、個人とバンドの両方に対しての「目標設定力」を備えているように感じます。
目標設定力とは、つまるところマネジメント力です。
これはミュージシャン特有のものではなく、ビジネスシーンではごく当たり前に語られるスキルの一つです。
ミュージシャンこそビジネススキルを開発しよう

ミュージシャンこそビジネス視点も兼ね合わせたほうが、チャンスだったり活躍の場を広げたりができるのではないかと僕は思うのです。
空いた時間で練習や制作だけをするのではなく、
例えばSNSで発信するスキルを磨いたり。
自分の身に付けた事をアウトプットするために、1人2人でも構わないので、誰かにレッスンをしてみたり。
自分たちをもっと知ってもらうために、マーケティングやプロモーションの勉強をして実際に動いてみたり。
もちろん、自分に合う合わないがありますから、やっていて楽しいことが良いでしょう。
逆にやってみて、楽しくない、これはやりたくないしやらなくていい、と感じたのなら、それはスッパリとやめるのもアリです。
音楽で生計を立てたいのならば、自分の好きなことといってもそこは仕事なわけですから、「仕事」としてのスキルを身につけて損をすることは全く無いはずです。
まとめ
ミュージシャンも、もはや一つの能力だけ磨いていれば良いような時代ではなさそうです。
能力と能力を掛け合わせることで、活躍の場を広げられる可能性が高まります。
僕もまだまだやれる事があるはずですが、思うように動けていませんし、ここまで偉そうなことを述べておきながら何かの結果を出せているわけでもありません。
なので説得力に欠けるのかもしれませんが、自分が楽しい!やりたい!と思う事を追求していく気持ちは大いにあります。
楽器の演奏力だけを上げるよりも、それ以外の能力を身につけ、掛け合わせて、他の人とは違う切り口で存在をアピールできれば、と思う次第です。
ということで最後までご覧いただきありがとうございました!