育児

男も積極的に家事育児を!

赤ちゃんとお父さん

世のお父さん!育児、してますか?

三児の父、あぶない婿殿です。

 

先日、何となく子供達の写真を遡って見ていました。

写真を見ると、「この時はこんな事があったなぁ」と、記憶が蘇ってきます。

そうやって今思い返すと

「もっと育児をして家事もしておけば良かったなぁ、もったいないことしたなぁ」

と感じるのです。

子供は奥さんにまかせっきりだなー、と思ったお父さん。

今から、できることからで良いですので始めましょう。

それが経験となり、後の自分に大きく影響してきますよ。

 

なにも、最初からいきなり完璧にできる必要などありませんから。

 

「今の我が子」を愛せるのは、「今」をおいて他にない。

まず、何でもっと育児をしておけばよかったと思うのかと言うと、

今目の前にいる我が子は、「今」しかいないからです。

 

どういうことかというと、例えば3ヶ月の赤ちゃんは、1ヶ月たてば月齢4ヶ月になります。当たり前だ。

ということは、もう3ヶ月の頃の我が子には二度と会えないということです。

 

赤ちゃんや子供は、1ヶ月経過するだけでビックリするくらい成長することもあります。

 

例えば、ハイハイやつかまり立ちができるようになったり。

歯が生えてきたり。

喋れるようになったり。

 

奥さんがメインで育児をしていると、旦那さんはそういった成長の瞬間に立ち会えない事もたくさんあります。

 

自分の時間はない。それでも

まだまだ男の育休は一般的ではなく理解されにくい世の中ですし、

自分でも気づけない無意識のレベルで「育児は女性がやるもの」という価値観が、男女問わず植えつけられている場合も往往にしてあります。

そのためか、どうしても奥さんがメインで育児をするご家庭の方が多いと思います。

 

我が家もその例に漏れず、育児をたまにしかやらないお父さんだった僕。

普段大したことをしなかったお父さんな僕には、たった丸一日の子守だけでもモノすごい大変なんです、これが。

奥さんは、毎日その大変なことと格闘しているのです。

 

体力は使いますし、気も張り詰めている時間の方が長いため、体力的にも精神的にも疲れます。

 

妻の大変さが身に染みてわかったのは、自分の時間が全くない!と感じた時です。

 

子供の世話をするタイミングは、とんでもなくランダム

子供が寝たら○○して

と計画を立てますが、その計画どおりになることなどありません。

 

そもそも寝ない!!

 

ミルクを飲んだら気持ちよくなって寝るかなーと思ったら、

飲まない!

だから寝ない!

 

悪戦苦闘の末、ようやく寝た…。

と思ったらすぐ起きた!!

泣く!!

泣き止まないからずっと抱っこ!

泣き止んだと思ってベッドに置いたら泣く!!

また抱っこ!

 

もうね、いくら赤ちゃんが4〜5kgだからとは言え、1時間も抱っこしてると腕がパンパンですよ。

翌日は筋肉痛。

 

そして夕方。

晩御飯食べていたら

「ブリブリブリブリィ~

食事中断!

オムツ替えたと思ったらまた

「ブリブリ〜」

え、また!?

 

そんなこんなで一日が終わった…明日も仕事だし、しっかり寝て疲れを取ろう…。

 

夜中に泣く!

奥さん授乳、そしたら赤ちゃんゲボ吐いた!(本人はスッキリ顔)

シーツ変える!

結果、寝不足!!

 

たった一日だけでこんななのに、奥さんは毎日これです。(ゲボしてシーツ変えるのはたまにだとしても)

そしてこの日、僕は自分の時間が無かったことに気がつきました。

自分の時間がないと思った時に、育児の大変さを実感した

休みの日なのに自分の時間がまったくないんです。

「自分は一体…」と思ってしまい、精神的にとても苦しくなったことを覚えています。

奥さんは毎日この状態です。

 

特に一人目の場合、未知の体験だらけで自分が正しいのかどうかがまったくわかりません。

ネットで調べれば色々でてきますが、全部が全部あてはまるわけではありません。

掃除機の音を聞かせたって、泣きやまないものは泣きやまないんです。

そんなに何でもかんでもうまいこといくわけないんですよ。

そりゃあ何もしない・ちょっとしかやってないのにやった気になってる男の姿を見たら、女性はブチギレますって。

 

育児だけではなく、家事もやろう!

だからこそ男性は、育児だけではなく家事もやりましょう。

 

特に、名もなき家事。

例えば三角コーナーネットを交換するとか。

洗剤関係の補充をしておくとか。

掃除機のゴミパックを交換しておくとか。

トイレのタオルや便座カバーを代えるとか。

自分の洗濯物くらいしまうとか。

お皿や箸などの食器を準備したり片付けたりするとか。

 

一説によると、30項目はあると言われるこの「名もなき家事」こそが、奥さんの負担になっています。

 

やりましょう。

どれもこれも、一瞬で終わることばかりじゃないですか。

 

家族から信頼されるには、行動あるのみ。

子供は、親だから懐いてくれるのではありません。

奥さんも、結婚したから信頼してくれるのではありません。

 

奥さんにも我が子にも信頼されるには、行動で示すしかないんです。

 

仕事場で何もしない人を信用・信頼できますか?

それとまったく同じことです。

 

想像してみてください。

ロクに家事・育児をせず、それでもやったつもりだと勘違いしたまま年月が経過します。

 

家族からはどんなふうに扱われているでしょうか。

 

僕は自分の父親に育ててもらった記憶がありません。

休みの日にどこかへ連れて行ってもらったことなどありません。(母親とはたまーに出かけてました)

一緒に遊んだこともありません。

幼き日の自分にとってはそれが当たり前だったので、なんとも思っていませんでしたが、父親が好きだと思ったことは一度もありません。

そして大人になってから今に到るまで、父親を大切にしようなどとはカケラも思いません。

ただ居るだけ。

 

何もしないと、子供から(奥さんからも)そんなふうに思われる可能性が高いです。

 

そして、稼いでいるからやらなくても良い、なんてこともありえないようです。

 

奥さんが冷たい、子供が懐いてくれない。

それは自分の今までの行動による結果です。

でも行動を変えれば結果は変わるのです。

 

大変だけど、育児は楽しい

ここまで散々エラそうに語ってきた僕も、まだまだ至らぬ点は多々あります。

それでもなるべく子供と関われるようにしてきたためか、子供たちからは「お父さん大好き!」と言ってもらえています。

妻との仲も良好です。

 

育児はとにかく大変ですが、経験を重ねれば楽しくなっていきます。

慣れもあるのかもしれません。

 

そして「育児をした経験」は、自分の人生においていずれ大きな財産になると僕は思っています。

一朝一夕にはできるようにはなりませんが、根気よく続けて、たくさん家族と関わって、楽しい人生を送ってください!

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

ABOUT ME
あぶない婿殿
1982年生まれ。16歳の時にドラムを始めて、今日に至る。長く続けられている理由は、ダラダラやってきたから。 ドラム教室もやってます。非同期のオンラインレッスンも受け付けていますので、お問い合わせは下記リンクやSNSのDMからどうぞお気軽に!