音楽

リズム感を鍛えるトレーニング方法

演奏しているとどんどんテンポが速くなってしまう

反対に遅くなってしまう

ドラムに限らずギターやベース、管楽器・弦楽器など、どの楽器プレイヤーの方でもそんな悩みを抱えている人はいると思います。

特に初心者~初級者くらいの方に多いのではないでしょうか。

(僕なんて、ライブ本番でとにかくハシりまくってバラードをバラードでなくしてしまった苦い経験もあります。)

ここでは「今よりももっと安定して演奏したい!」という方に向けて、地道ではありますが日々のトレーニングでリズム感・テンポキープ力を向上させる方法をお伝えしていきます。

リズム感を鍛えるには、音楽に合わせてこそ。

まずは、自分が好きな曲を流してください。

楽器を用意する必要はありません。

メトロノームも使わないでください。

よってこのトレーニングは、時間や場所を選ばずにどこでもできます。

再生方法は、別にイヤホンでもスピーカーからでも何でもオッケーです。

曲に合わせて4分音符を刻み続ける

曲を流したら、4分音符を刻んでください。

手で腿など、体のどこかををポン、ポンと叩くだけで充分です。

貧乏ゆすりみたいになってしまいますが、カカトを上げ下げして刻むでも良いですね。

やりやすい方法を選んでください。

まずは表拍に合わせることを第一に

よく「裏拍を取るようにしよう!」と言われますが、まずは表にしっかりと合うようにしてください。

裏拍に合わせるのはその後でも遅くありません。

曲に合わせる意識を強く持って行う

え?それだけ?と思うかもしれませんが、「4分音符をしっかりと感じて出す」ことは、実はとても重要なのです。

可能であれば一曲通して最後まで4分音符を刻み続けてください。

もし途中で飽きてしまった場合はそこでやめても問題ありません。

ポイントは、「ただ何となく刻む」のではなく、「4分音符でその曲に参加している」くらいの気持ち・意識を持ってやる事です。

 

どうでしょうか?

ズレることなく刻めましたか?

意外とズレてしまうこともあるのではないでしょうか?

4分音符を安定して感じられるようになると演奏も安定する

4分音符は、音の長さを細分化する基本です。

教科書でも、音符の説明は4分音符が基準になっていたと思います。

それくらい基本となる音符なのですが、これを軽視してしまう人が実は多かったりする印象です。

世界のトッププレイヤーたちの演奏を見ていると、リズムを崩すなど複雑かつ高度な事をしているにも関わらず、4分音符が強烈に感じられる事があるんですよね。

それはしっかりと4分音符のパルスをモノにしているからだと思います。

そして4分音符がしっかりと出せる・感じられると演奏もかなり安定してきます。

まとめ

他にもリズム感を鍛える方法はありますが、演奏歴や演奏力を問わず誰でもできるカンタンな方法をご紹介しました。

ポイントは、継続することです。

1日2日やっただけでは効果がありませんが、地道に続けていればリズム感、テンポキープ力は向上します。

ぜひ試してみてください。

試すことに失敗はありませんので。

 

ということで最後までご覧いただきありがとうございました!

ABOUT ME
あぶない婿殿
1982年生まれ。16歳の時にドラムを始めて、今日に至る。長く続けられている理由は、ダラダラやってきたから。 ドラム教室もやってます。非同期のオンラインレッスンも受け付けていますので、お問い合わせは下記リンクやSNSのDMからどうぞお気軽に!