バンドでプレイすることがメインの皆さんは、譜面を見ながら演奏することはできますか?
苦手意識を持っていませんか?
今回は、譜面を見ながら演奏することに抵抗があったり、なかなか慣れずに苦戦している人に向けて、解決法をお伝えしていきます。
僕はこの方法を知ってから、譜面を見ながらの演奏が割とスムーズになりましたので、良いなと思ったらマネしてみてください。
Contents
方法は記号に色をつける
まず、マーカーを用意してください。
百均で複数色のセットが売られていたりします。
ペンでも大丈夫ですが、僕はマーカーの方がやりやすいと思います。
準備はこれだけです。

さて、譜面には様々な記号がありますね。
その記号の中には、進行に関するものがあります。
リピートマーク
ダルセーニョ
コーダ
主にこの三つでしょうか。
そして、それぞれを色分けします。
僕の場合ですが、以下のように分けています。
リピートマーク → オレンジ
ダルセーニョ → 緑
コーダ → ピンク
この決めた色で記号を塗り潰します。
配色はお任せしますが、明確に差があるほうが良いです。
セーニョやコーダはアンダーラインとかでも良いかもしれませんが、僕はとにかく見やすく、認識しやすくするために塗り潰しています。
色がついていることで、位置を紐づけて認識できる
進行に関する記号に色をつけることで、視覚的に進行が格段に把握しやすくなります。
目印がハッキリしているので、目線を行ったりきたりさせやすくなるのです。
その他、進行以外でも、「キメ」や「ユニゾン」がある場合は、その部分の音符を黄色で塗ります。
気をつけるポイントなどあれば赤で塗ったり記入したりします。
この方法は、プロドラマーの三浦晃嗣さんが過去にツイートしていたものだったりします。(三浦さんはもうツイッターを辞められましたが)
図形で記号を囲ってもオッケー

例えば譜面を渡された当日に即演奏のシチュエーション。
持ってきたペンが、黒か赤しかない!
そんな時は記号を図形で囲みます。
リピートマーク → 四角
ダルセーニョ → 丸
コーダ → 三角
これだけでも無記入よりもだいぶ把握しやすくなると思います。
記号に色をつけるのは進行を把握しやすくするための補助
譜面に色をつければ確かに把握はしやすくなりますが、あくまでも演奏しやすくするための手段であり、曲を理解する事とは別物です。
譜面を読み進めやすくなったからと言って油断せず、可能な限り曲を聴いて耳からも構成を覚えるようにしましょう。
そして曲の持つ世界観など、「中身」を自分の中に落とし込む事は必須です。
色分けする前と比べると、進行間違いがほとんどなくなり演奏に集中しやすくなった

譜面を見て演奏をする機会が増えた当時、読み進めながらの演奏できず曲中によく迷子になっていました。
そのため曲を聴いて覚えることに重点を置いたのですが、いかんせん十数曲を覚えるとなるとかなり時間がかかり、リハや本番までに間に合いませんでした。
本番中も、進行を間違えないようにすることに意識が向いてしまい、肝心の演奏に集中できなかったのです。
それが事前に色分けをやるようになってからは、一発で解消されました。
まとめ
記号に色をつける
必要に応じて音符にも色付け
曲を聴いて覚える事もやる
覚えるための時短にもなりますし、譜面に対する苦手意識も克服しやすいと思います。
最初の方でも述べましたが、実際に僕もこの方法を取り入れてから、譜面を見ながらの演奏がスムーズにできるようになりましたし、気持ち的にも楽になれました。
ぜひやってみてください!