思考法

受け取ることが苦手な人は、チャンスも逃しているかもしれない。

皆さんは、お金なり物なりを頂くことに抵抗はありますか?ありませんか?

もちろん額にもよるかとは思いますが、「受け取ること」って実は重要なことなんじゃないか。
そんなふうに思うようになりました。

今回は「受け取ることが苦手」な人に向けての意見、改善解決方法をお伝えしていきます。

お金・モノ・行動、受け取れるものは全て感謝して受け取った方が良い

これは僕が実際に経験したことでもあるのですが、

例えば、転職したとして、その際に知人友人から「これ、転職のお祝い!」と言われて幾万円かを渡されたとします。

そのお金を受け取れますか?

僕はその時、「悪いな〜…」と思いつつも、感謝の言葉を述べて受け取りました。

 

しかしそこで思うべきは

「悪いな」

ではなく

「嬉しい!」

であるほうがポジティブです。

お祝いを渡してくれた方としても、喜んで受け取ってもらった方が嬉しいのではないでしょうか。

僕だったら、自分が渡したものを喜んでもらってくれる人にまた何かをあげたいと思いますし。

 

ただし人から数百万、数千万の大金を渡されたりしたら、それはだいぶ危険な匂いがします。にも関わらずそんな状況を想像した時に受け取ろうと思ってしまう人はマズいですので気をつけましょう。

まあそんな事態、闇の世界に居るか近い位置にいないと起こり得ないでしょうが。


YJ 嘘喰い コミックス1巻より

小さなことすら受け取り拒否をしていないか振り返ってみよう

お金を受け取る場面はちょっと少ないと思うのでもう少し身近な例をだしますと、

職場で隣の席の人から何気なく「食べますか?」と言ってお菓子を渡されたら、どうでしょう。

お腹が空いていればありがたいハナシですが、別に何か食べたいとも思わない。というかオッサンが腕の毛ファッサァとなびかせてカントリーマァム渡してきてもさ。

そんな時はとりあえず無言で毛を毟ってみるのもアリですが、そこはともかく、そんなに食べ物を欲していない状態で、「どうぞ」と言われたときに、僕は「ありがとうございます!でも大丈夫です!」と結構断っていました。

お土産なんかでも、「これ、ご家族の分も持っていってください」と言われても、「いやー、そこまでは大丈夫ですわ!」と言って受け取るのは差し出された数よりも少ない量にしたりしていました。

 

有形の物だけではなく無形のものも受け取ろう

差し出されるのは何もカタチある物だけではありません。

 

重いものを持っているとします。

重いですが、別に「一人でできるもん!」な状況下です。

そこに「手伝いますよ!」と申し出があったとしたら、「お願い!」と言えますか?

 

こういう場合でも僕は「あ、ありがとう!でも大丈夫!一人でできるモン!」とお断りすることが多くありました。

 

受け取ることを拒み続けると、受け取れない体質になるし、いずれ与えてもらえなくなるかもしれない

これらの行動をふと振り返ったとき、「あれ?受け取ることを拒否してる…」と認識しました。自分を客観視ってやつです。

受け取ることを普段から拒否していると、目の前に差し出されたチャンスなんかも受け入れられなくなってしまう。

というか、むしろ今まで何かと見逃してきたのではないか、とさえ思ったのです。

嘘喰い捨隈
YJ 嘘喰い コミックス(確か)23巻より

人から差し出されたものを受け取らずにい続けるいるとどうなるか。

おそらく、そのうち誰からも与えてもらえなくなるかもしれません。

そして、受け取ること自体から遠ざかると、天から提示されたチャンスさえ拒否してしまうでしょう。

むしろ、受け取らない人のもとにはそもそも何も差し出されない。

豊かさから少しずつ遠ざかってしまいます。

 

振り返って確認してみる

だいぶ胡散臭い感じになってしまいましたが、

  • 努力しているのに結果が出ない
  • なかなかチャンスが掴めない

などなど、そんなふうに思っている人は、受け取ることが無意識に苦手になっていることが一つの要因かもしれません。

 

だから、目の前にある差し出されたチャンスが見えない。

なぜなら僕が過去にそうだったからです。

解決方法:小さなものから受け取り続けてみる

僕がやっている解決法は、普段から「あげるよ」と言われたものを受け取ることです。

そこに自分の「いるいらない」を基準にすることはしません。

何か飲み物いる?と聞かれたら、ありがたく頂戴する。

手伝いますよと申し出てもらったら、感謝してお願いする。

もらえるものはもらっておけの精神です。これは決して卑しいことではないはずです。

 

よほど要らないものだったりすればまた別ですが…。犬を飼っていないのにリードあげるよって言われても…ねえ?

 

ただし、気を付けておくべきは「クレクレ君」にならないことです。

自分から求めるのではなく、相手から「ふいに」差し出された時に素直に受け取ることです。

ここ、勘違いすると痛い目にあいますよ。

「受け取る」ことを意識的に訓練していこう

物事は小さなことの積み重ねと言いますが、受け取ることに関しても同様です。

普段から小さなものコトを受け取るようにすることで、大きなモノコトも受け取れるようになるのだと思います。

類は友を呼ぶ法則で、色々なものを受け取っていると、欲しいものもいずれ寄ってくる…のではないでしょうか。

 

最後に

結果は出せているのに収入がなかなか上がらない…

いつもあと一歩だったのに…となってしまう

自分に対してそんなイメージを持っている人は、もしかすると無意識に受け取ることに対してブロックがかかっているかもしれません。

受け取ることが苦手な人は、そのブロックを外すためにも、一つの方法として「受け取る」訓練をし続けてみましょう。

ABOUT ME
あぶない婿殿
1982年生まれ。16歳の時にドラムを始めて、今日に至る。長く続けられている理由は、ダラダラやってきたから。 ドラム教室もやってます。非同期のオンラインレッスンも受け付けていますので、お問い合わせは下記リンクやSNSのDMからどうぞお気軽に!