リズムです。
細かいリズムパターンです。
16分音符が使われたリズムです。
簡単に言うと。
16分音符を絡めたリズムパターンのことを、まとめて表した言葉です。
使い方
「ここは16ビートのリズムにしよう。」
「ハイハットをチキチキやるだけが16ビートじゃないのよ。」
詳しく言うと。
僕がドラマーなので、ドラムを題材にしてお伝えしていきます。
16ビートのリズムパターンと言うと、ハイハットを両手でチキチキと叩いて16分音符で刻むことがイメージしやすいかもしれませんが、それ以外のリズムパターンもたくさんあります。
ハイハットは8分で刻むけど、バスドラの動きを16分にしたり
ハイハットは4拍目だけ16分にしたりと
音の組み合わせ次第では、非常に細かくて複雑に聴こえるパターンを作ることが可能です。
16分音符の組み合わせなので8ビートよりもバリエーションが豊富になります。
細かい複雑なパターンなのでテクニカルな印象もありますが、16分音符を繰り出すことでリズムにより”ウネり”が出せたりすることもありますし、
それが楽曲にハマったときの気持ちよさと言ったら…な場合もあります。
バスドラムをドコドコと16分で踏み続けるツーバスパターンも、言ってしまえば16ビートなのかもしれませんが、それを16ビートと呼ぶ人に出会ったことはありません。
16ビートが用いられる音楽のジャンルとしては、フュージョンやファンクです。
が、最近ではあらゆるジャンルに使われているので、もはや現代では演奏できるようになることが必須なリズムと言っても良いでしょう。
もちろんドラムだけではなく、ギターやベースのリズムも16分を中心とした刻みになると、その曲で使われているリズムは16ビート、と捉えることができます。
まとめると。
16ビートとは、16分音符が使われているリズムのことなんだなー、と思っておけばOKです。