音を鳴らす機材です。
アンプを真似した音が出ます。
アンプ(キャビネット)がなくても使えます。
簡単にいうと
アンプで鳴らしたような音を再現する機材です。
直接ヘッドホンを繋げばアンプが無くても音を鳴らすことができます。
言葉の使い方
「今回のレコーディングではアンプシミュレーターを使おう。」
「アンプ持ち運びするの疲れるから良いアンプシミュレーター買っちゃうもんね!」
詳しく言うと
アンプシミュレーターはその名の通り「アンプの音」を「シミュレート(模擬)」する機材です。
例えば。
スタジオにあるアンプはマーシャルやローランドのJC120がスタンダードですね。
でもギタリストAさんはフェンダーツインリバーブの音が欲しいと思ってます。
なのでツインリバーブを買えば解決なのですが、
別のバンドで合わせる時にはヒュースアンドケトナーのトライアンプmk2が使いたいと思っています。
そうなるとトライアンプを買えば解決…なのですが、それらのアンプは全て数十万円するものです。
欲しいからと言ってポンと買えるような値段ではありません。一般的には。

でも、ミュージシャンたるもの音にこだわるのは至極当然のこと。
そんな時の一つの手としてアンプシミュレーターを使うのです。
一つのアンプシミュレーターの中には、色々なメーカーの色々なアンプの音を模した音色が複数入っています。
レコーディングの時には実機のアンプを複数用意しなくても、アンプシミュレーターがあれば曲調によってアンプサウンドの違いを簡単に出せるので、イメージに沿った音の肉付けがやりやすくなります。
あとは、単純に「このアンプの音出してぇ〜!」も実現しやすくなります。

アンプシミュレーターも再現性が100%ではありません。
アンプにはアンプの良さがありますしアンプシミュレーターにはシミュレーターの良さがあります。
どちらが優れているかという問題ではなく、自分がどんな使い方をしたいか、で選ぶものです。
サイズはコンパクトエフェクターくらいのものからアンプのヘッドのようなものまで、たくさんの種類があります。
まとめると
アンプシミュレーターとは、色んなメーカーの色んなアンプを模した音が出せる機材のことなんだなーと思っておけばOKです。