音楽用語辞典

クローズドロール

演奏方法です。

ドラムの技の名前です。

主にスネアドラムで使われます。

簡単に言うと

結果発表のときなどに使われる、スネアの「ザァーーーーーッ」という音を鳴らす演奏方法の名前です。

言葉の使い方

「クローズドロールができるようになったけど、曲には使えないな…」

詳しく言うと

「結果発表ーーー!!ザァーーーーーッ!!!……ジャン!!!」

の「ザァーーーーーッ」の部分をドラムロールと言いますが、

その音を出すための演奏方法をクローズドロールと呼びます。

 

具体的な演奏の仕方は、

まずスティックを落とすと、跳ね返りますね。

スティックをヘッドに少し押し付けるようにして、その跳ね返りを3打とか4打とかで細かく打つようにコントロールしつつ、音が途切れないうちに反対の手で同じように叩きます。

これを交互に高速で繰り返すと「ザァーーーーーッ」という音が出せます。

跳ねているスティックを転がすようにしてあげるとコントロールしやすいです。

 

それぞれの音の粒が均等に鳴るようにする必要がありますし、ストロークの高さを変化させて音量を変化させる技術も必要です。

クラシックやマーチングでよく使われる技です。どちらかというとマーチングのイメージが強いですね。

 

使う用途はなくても、できるようになると嬉しいので、僕は覚えたての頃はついつい練習したりスタジオの休憩時間の時に無駄にやったりしてました。

まとめると

クローズドロールとは、結果発表の時に使われる「ザァーーーーーッ」というドラムロールの音を出す演奏方法のことだと思っておけばOKです。

 

あぶない婿殿
あぶない婿殿
読んでくださって、どうもありがとうございました。
ABOUT ME
あぶない婿殿
1982年生まれ。16歳の時にドラムを始めて、今日に至る。長く続けられている理由は、ダラダラやってきたから。 ドラム教室もやってます。非同期のオンラインレッスンも受け付けていますので、お問い合わせは下記リンクやSNSのDMからどうぞお気軽に!