演奏を一定のテンポで保つことができず、早くなってしまうことです。
主に、意図せず早くなってしまうことを指します。
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簡単に言うと。
演奏しているテンポが早くなってしまうことをハシると言います。
類義語に「ツッコむ」があります。
「前ノリ」と似ていますが、まったく別物です。
使い方
「ちょっと!ハシってるよ!もっと落ち着いて!」
「この前、エンディングの部分でハシっちゃってさあ。俺だけ一拍早く終わっちゃったんだよね。」
詳しく言うと。
「ハシる」は、テンポキープができずに演奏が速くなる(速くなっていく)状態のことを指します。
よってネガティブな意味で使われることの多い言葉です。
ただし、ハシることが必ず悪かというと、そうでもありません。
例えばですが、とあるバンドがライブでBPM=160の曲を演奏していました。
メンバーみんなテンションが上がって、全員の演奏が早くなっていったのですが、
むしろそれによって一体感が生まれて曲に疾走感が出て、結果カッコよく聴こえました。
こういった事例はたくさんあります。
わりとテンポの早目の曲には有効になることも多くあります。
ただしバラードとかでハシってしまうと、大幅に雰囲気が変わってぶち壊しになってしまいます。
音源ではBPM=160だけど、ライブではあえてBPM=170で演奏をする、なんて演出もあります。この場合は狙ってハシらせているので「ポジティブなハシり」と言えます。
まとめると。
「ハシる」とは、演奏が意図せず早くなってしまうことを指すものだと捉えてOKです。
あぶない婿殿
読んでくださって、どうもありがとうございました。
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