音楽用語辞典

インプロヴィゼーション

その場の発想で演奏する事です。

ソロパートに対して使う言葉です。

即興演奏とも言います。

簡単に言うと

その場で思いついたメロディーや演奏方法で音を出すことを指した言葉です。

もっと簡単に言うと、即興演奏のことです。

言葉の使い方

「ソロはインプロヴィゼーションで!」

「インプロヴィゼーションは日本的だ。刹那的で、束の間の美がある(Peter Erskine)」

詳しく言うと

曲自体のテーマや他のパートから受けた刺激、ひいては自分の内側から湧き上がってくる「何か」をその場で即座に表現することです。

事前に用意しておいたフレーズを当てはめるのではなく、かといってただの思いつきや何となく音を鳴らすのとは違います。

略して「インプロ」と言われます。

 

即興を表す言葉として「アドリブ」がありますが、インプロヴィゼーションとアドリブは意味が似て異なるものです。

その場で予定外の演奏をするという点では同じなのですが、

アドリブは原型があってそれに変化を加えて演奏すること

インプロヴィゼーションは、無から生み出すこと

と考えると分かりやすいかもしれませんね。

 

アドリブよりもさらに感覚的・直感的なものがインプロヴィゼーションです。

 

まとめると

インプロヴィゼーションとは、自分の中から湧き上がってくるものを、その場で瞬時に表現する即興演奏のことだと思っておけばOKです。

 

あぶない婿殿
あぶない婿殿
読んでくださって、どうもありがとうございました。
ABOUT ME
あぶない婿殿
1982年生まれ。16歳の時にドラムを始めて、今日に至る。長く続けられている理由は、ダラダラやってきたから。 ドラム教室もやってます。非同期のオンラインレッスンも受け付けていますので、お問い合わせは下記リンクやSNSのDMからどうぞお気軽に!