音楽用語辞典

MC

しゃべることです

ライブ中のしゃべくりのことです。

読み方は「えむしー」です。

MC中には、よく事故が起きます。

簡単に言うと。

ライブ中、曲と曲の間に挟む、しゃべくりタイムのことです。

Master of Ceremonies(ますたー おぶ せれもにー)」の頭文字をとってMCです。

使い方

「MCの内容?まかせとけ。オモシロイことをバッチリ考えてあるから。」

「あいつらせっかく良いライブしてんのに、毎回MCでやらかすんだよね。なのにちっとも反省しないんだ。」

詳しく言うと。

MCを挟むことを、あまり深く考えず形式的に行っているバンドもいるかと思いますが、実はちゃんとした意味や効果がいくつかあります。

 

ひとつは活動内容の宣伝です。

出演順が回ってきてステージに上り、バンド名すら名乗ることなく演奏だけやって、持ち時間が終わったらステージから降りていく…

これでは対バンのお客さんからしてみたら「え?今のバンド、なんて人たち?」です。

せっかく自分たちを知らない人に見てもらうんですから、バンド名くらい名乗ったほうが覚えてもらえる可能性が上がります。

さらには次回のライブが決まっていれば、ライブの日にちを宣伝することで、対バンのお客さんが見に来てくれるかもしれません。

あとはツイッターやってまーすとか、SNSのアカウントも宣伝しておけば、フォローしてくれた人にweb上で次のライブや音源リリースなどの宣伝ができます。

 

もう一つは、そのバンドのキャラクターが伝えられることです。

MCをすることで、
音楽にめちゃくちゃ熱い気持ちで向き合っていることや、クソ真面目に演奏してるのに、喋りだすとどこかヌケてる、
といった、そのバンドが持っている「人間らしさ」がお客さんに伝わります。

曲が好きという理由だけではなく、この「バンドとしてのキャラクター」にも魅力を感じて応援してもらえることだってあります。

なので、MCはなんとなくやるものではなく、喋りで伝えられることもある、と思って挑むものです。

 

しかし。このMC、一歩足を踏み外せば事故必至の、綱渡りなものでもあります。

ガラにもなく気の利いたことを言おうとして自爆、せっかく盛り上がった会場をクールダウンさせてお客さんをソワソワさせる光景も珍しくありません。

アドリブでMCをこなせると思っている人もいらっしゃるかもしれませんが、はっきり言って無理です。
アドリブで演奏ができたとしても、MCではそうはいきません。しゃべるプロでもなかなか大変なことです。
なので演奏同様に事前にしっかりと喋る内容を決めて、練習しておくバンドもいます。

 

アマチュアバンドのMCにクオリティを求める人はそうそういません。

なので気の利いたことを喋ろうとして事故を起こすくらいなら、変にウケを狙おうとせず、本当に伝えたいことを話すのが良いのかもしれません。

 

まとめると。

「MC」とは、ライブ中に曲と曲の間に挟む、しゃべりのことだと思っておけばOKです。

 

あぶない婿殿
あぶない婿殿
読んでくださって、どうもありがとうございました。
ABOUT ME
あぶない婿殿
1982年生まれ。16歳の時にドラムを始めて、今日に至る。長く続けられている理由は、ダラダラやってきたから。地方でドラム講師業を営む。婿養子歴は11年。