舞台用語です。
ステージに向かって左手側のことです。
「しもて」と読みます。
スポンサーリンク
簡単に言うと。
ステージの右左を表した言葉で、下手はステージに向かって左側のことです。
スタッフ、演者、お客さん、誰がどの方向を向いていても「下手」と言えばどっち側なのかが伝わります。
使い方
「では下手側のギターさん、音をください〜」
「舞台に上がる時は、下手側からです。」
詳しく言うと。
ステージに向かって右側を上手、左側を下手と呼びます。
ステージの右左は、演者側と客席側、どちらを向いているかで認識が変わってきます。
演者にとっての「右」は、客席から見れば左ですし、
客席から見ての「右」は、演者にとっては左となります。

このように、立つ側と見る側でステージの左右が反転してしまいます。
リハーサルの時とかに、客席側で見てたスタッフさんが
「ボーカル、もうちょっと左に寄って!」
「ベースアンプの位置をもう少し左にずらそうか!」
と指示を出したとします。
しかしこの指示では、ステージ上でセッティングをしている人にとっては「誰から見て」の左なのかが分かりません。
なので「下手」と言ってしまえば誰がどこにいても「ステージに向かって左側」とわかるので、意思疎通がスムーズになりますね。
まとめると。
下手(しもて)と言われたら、ステージに向かって左側のことを言っていると思ってOKです。
あぶない婿殿
読んでくださって、どうもありがとうございました。
スポンサーリンク
スポンサーリンク