間を取ることです
音をジャストより後ろで出すことです
意図的に遅らせることです
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簡単に言うと
流れているリズムの中で、ジャストの位置よりも遅らせて音を出すことをタメると言います。
言葉の使い方
「そこ、一拍目はタメて二拍目でシンバル鳴らしてみよう」
「エンディングはタメ気味で終わらせよう。」
詳しく言うと
“間”を”溜めて”音を鳴らすのでタメると言います。
溜めるので、音が出るタイミングとしてはジャストよりも後ろに寄ります。
音が遅れて出るのですが、「タメる」は意図的に音を後ろにズラす演出なので、
いつの間にかテンポの流れからズレて遅くなってしまう「モタる」とは別の意味になります。
「タメる」と言っている以上、音の力が溜まるイメージを持って演奏しないと、演出として成立しません。
また「溜め」るわけですから、どこかで放出しないとただ遅くなっただけになるのでモタりと大差なくなってしまいます。
タメることで、重量感のある演奏や、タメ後の解放感、爆発感が表現できます。
同じような意味の言葉で「後ノリ」がありますが、後ノリは音楽・演奏の全体的なノリを指す言葉で、「タメる」は部分的な演出に対しての言葉、という違いがあります。
まとめると
タメるとは、音をその名の通り溜めるかのように演奏する手法の事だと思っておけばOKです。
あぶない婿殿
読んでくださって、どうもありがとうございました。
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